2月3日(月)21:45放送の「クレイジージャーニー」に登場する登山家であり、現役の看護師でもある渡邊直子さん。
彼女は、2024年10月9日に中国のシシャパンマ(8027メートル)に登頂し、ついに14座制覇を達成しました。これにより、彼女は日本人女性初の「14サミッター」の称号を手にし、世界中で注目を集めています。
通常、シシャパンマに登頂するには約2ヶ月の時間がかかると言われていますが、直子さんはなんとわずか15日目で登頂に成功!驚異的なスピードと実力を見せつけ、多くの登山家たちを驚愕させました。
今回は、そんな渡邊直子さんの学歴や経歴、現役看護師としてのキャリアに加え、登山のための資金をどのように工面してきたのかについても詳しくご紹介します。
シシャパンマとは?
まずは、シシャパンマ登頂と登山に関する素朴な疑問をとり上げます。
シシャパンマは、標高8,027メートルのチベット自治区に位置する山で、世界で14番目に高い山として登山家に知られています。
写真家・石川直樹 さんの写真集『K2 Naoki Ishikawa』が、2025年2月に弊社より刊行予定です。
— BE-PAL編集部⛺ (@bepal_staff) November 15, 2024
石川さんは今年10月に中国・チベット自治区のシシャパンマに登頂し、世界に14座ある8000m峰にすべて登りました。その14座のなかで、標高はエベレストに次ぐ第2位ながら、(つづく pic.twitter.com/eZnAjixlJG
この山は、中国(チベット)に所在し、その雄大な高さや神秘的な名前から、登山家たちにとって挑戦しがいのある目標とされています。
シシャパンマの名前はチベット語で「神々の庭」や「大きな庭」といった意味を持ち、山そのものが持つ神聖な雰囲気を反映しています。
その美しい景観や登頂の魅力は、世界中の登山家たちにとって非常に魅力的な存在となっています。
登山中のトイレは?
登山中のトイレ事情も気になるところですよね

(出典:YouTube)
渡邊直子さんによると、ベースキャンプには専用のトイレテントがありますが、それより上では環境が厳しくなるため、ペットボトルを使ったり、自然に任せることもあるそうです
場合によっては、失禁することもあるとのこと。
渡邊直子のプロフィール
目が開いていませんが。シシャパンマ登頂しました‼️
— 渡邊直子 Naoko Watanabe Nurse Climber (@nimayanji) October 27, 2024
渡邊直子
日本人女性初8000m峰14座登頂
📸シシャパンマ8027m頂上にて@BEAMS_JP #BEAMS #ビームス #アパレル #渡邊直子 #渡辺直子 #日本人女性初 #8000m峰 #14座 #登頂 #山頂 #頂上 #シシャパンマ #シシャパンマ2024 #naokowatanabe #naoko… pic.twitter.com/AskQIQ1UKS
渡邊直子さんの基本情報

(出典:YouTube)
- 名前:渡邊 直子(わたなべ なおこ)
- 生年月日:1981年10月27日
- 年齢:43歳(2025年2月現在)
- 出身地:福岡県大野城市
- 身長:156センチ
- 職業:登山家看護師(フリーランス)

渡邊直子さん、身長は156センチと意外と小柄だね

その小さな体に、大きなバイタリティが詰まっているね!
渡邊直子さんの学歴
- 小学校:福岡県大野城市立大利小学校
- 中学校:福岡県大野城市立大利中学校
- 高校:福岡県立春日高等学校(2000年卒業)
- 大学:長崎大学水産学部水産学科(2004年卒業)
・大学在籍中に、韓国の済州大学に交換留学(2003年) - 看護学校:日本赤十字豊田看護大学看護学部看護学科(2009年卒業)

高校卒業後に看護学校じゃなくて、その前に長崎大学を卒業?

すごく意外な経歴よね!
渡邊直子さんの主な記録
- 日本人女性初8000m峰13座登頂
- 日本人女性初世界トップ3座(エベレスト、K2、カンチェンジュンガ)登頂
- 日本人初1年間8000m峰6座登頂
- 日本人女性初カンチェンジュンガ登頂
- 日本人女性初アンナプルナⅠ峰登頂
2022年のガッシャブルム2峰(8035m)は、私と私のシェルパとカリーコブラ社、あと別の隊の数人だけがベースキャンプに入っていました。私がベースキャンプに入ってすぐ、合同ミーティングに招かれ、カリーコブラ社のオーストリア人リーダー🇦🇹が、「今回は俺たちがフィックス(固定ロープ)を張る。自分た… pic.twitter.com/bkA0OOaxQS
— 渡邊直子 Naoko Watanabe Nurse Climber (@nimayanji) November 10, 2024
渡邊直子さんの幼少期
母親の影響で登山の世界へ
渡邊直子さんの冒険の始まりは、福岡の山々で母親と一緒に過ごした幼少期の時間です。母親の影響で、ハイキングや登山を楽しみながら自然とのつながりを深めていきました。
しかし、当時の直子さんは少し引っ込み思案で、人見知りが激しい性格だったと言います。

直子さんのお母さんは山が好きで、直子さんはお母さんの影響で登山を始めたんだって
「遊び塾ありギリス」との出会い
直子さんの人生を大きく変えたのが、地元福岡のNPO法人「遊び塾ありギリス」との出会いです。
この団体が主催する登山やキャンプの活動に参加することで、直子さんは自分を変えるきっかけを得ました。
母親は、一人っ子の直子さんに「頼れる大人や兄妹のような存在を作ってあげたい」と思い、この活動に参加させることを決めたのだそうです。

お母さんは、「遊び塾ありギリス」を新聞記事で見つけたのだそうよ
Just In: Japanese climber Naoko Watanabe has become the only woman to have climbed Mt K2 (8611 m) thrice. More: https://t.co/k29xEITfDa pic.twitter.com/gGFq9vmBNq
— Everest Today (@EverestToday) July 28, 2024
3歳から参加したサバイバルキャンプ
直子さんは、両親の付き添いなしで、3歳のころからサバイバルキャンプに参加し、モンゴルの大草原を旅したり、雪山登山に挑戦したりしていました。
「山に登ることが自由で楽しい時間だった」と語る直子さん。自然の中で過ごす時間が、彼女にとっての居場所になり、引っ込み思案だった性格も少しずつ変わっていったのだそうです。

3歳で親の同伴なしで、サバイバルキャンプに参加ってすごいね
小学4年生で八ケ岳登山
直子さんが初めて本格的な雪山登山に挑戦したのは、小学4年生の時でした。
真冬の八ケ岳に登ったとき、雄大な景色に感動するとともに、「自分より強いと思っていた人たちを追い抜ける」という新しい発見をしたと言います。
予想外の強さ
直子さんは、学校では背が低くて運動も得意ではなかったけれど、雪山では自分でもビックリするほど強さを感じたといいます。
標高が上がるにつれて、年上の子や男の子たちを次々と追い抜いていけたことが、自信につながったそうです。

クラスでは背が低く、運動神経もよくなかったとは意外!
登山で育まれた自信
この八ケ岳登山が自分にとって大きな自信になったと語る直子さん。
「山に行くと自分でもビックリするくらい強くなる」「男の子たちにも負けない」と感じることで、登山がどんどん楽しくなったそうです。
この経験が、直子さんが高所登山に挑戦するきっかけになったんですね。

山が直子さんを強くしていったんだね
山のおかげで乗り越えた「いじめ」

(出典:YouTube)
直子さんは小学校でいじめを経験しましたが、山に登ることで心が落ち着き、辛い時期を乗り越える力を得ることができたそうです。
「いじめがあっても、山に行けば心が軽くなる。自分を取り戻せる場所があったから、頑張れたんです。」
学校で困難があっても、山で過ごす時間が彼女にとっての「居場所」になったのですね。
中学1年生でパキスタン4700m登山

(出典:YouTube)
直子さんは、中学1年生の頃、パキスタンで4700メートルの登山に挑戦しました。
この体験が、直子さんの登山人生を大きく変えるきっかけとなり、高所登山に対する魅力を知ることになったのです。

この経験が直子さんの登山の原点なのね!
この後よる11時01分からは『情熱大陸【登山家/渡邊直子▽8千m峰完全制覇に王手!現役看護師の楽しむ登山術】』。@jounetsu
— TBS (@tbs_pr) September 10, 2023
世界に14座…標高8000m以上の山々に心を奪われヒマラヤへ。人生を変えた初登頂から17年、残すはチベットのシシャパンマ—記録だけで…#tbs pic.twitter.com/LcnzcJRSo3
大学時代の挑戦
水産学部で海女の研究
長崎大学に進学した直子さんは、登山とは全く違う分野に挑戦しようと決めました。それが、水産学部の選択です。
大学3年生の時には、6000m峰でチームで登山に挑戦したり、韓国の済州島で海女(あま)の研究を行ったりと、新たな学びを深めていきます。

登山だけじゃなくて、海女の研究にも取り組んでいたなんて、直子さんってほんとに不思議な人だね!

新しいことに挑戦する姿勢って素敵だわ
登山とバドミントンの両立
登山だけでなく、バドミントンにも情熱を注いでいた直子さん。長崎大学時代、バドミントンの全日本学生選手権に出場するほどの実力を持っていました。
登山だけでなく、さまざまな活動に情熱を注ぐことで、バランスの取れた充実した学生生活を送ったんですね。

バドミントンの全日本学生選手権にも出場するなんて、登山以外でもすごいんだね!

子どもの頃運動神経が悪かったなんて信じられないわ
看護師を目指すきっかけ
12/8(日)立ち見であと数名、参加可能です。
— 渡邊直子 Naoko Watanabe Nurse Climber (@nimayanji) December 1, 2024
お申込み↓https://t.co/GTjFRquUNB https://t.co/9MOudKchR2
ヒマラヤ登山での経験
看護師を目指すきっかけとなったのは、ヒマラヤ山脈登山での経験でした。登山中、直子さんは保健係を担当し、登山仲間や現地の人々から頼られる場面がありました。
そのとき、自分が役立っていることを実感し、自分の存在意義を強く感じたそうです。この経験が、看護師を目指す決断につながったと言います。
母の影響と赤十字病院
さらに、直子さんの母親が看護師として働いていたことも、彼女の進路に大きな影響を与えました。
母親から「赤十字の病院では、医師と看護師が同等の立場で医療に向き合っている」という話を聞き、この理念に共感した直子さんは、赤十字病院で働く看護師としての道を歩むことを決意します。

登山を始めたきっかけも、看護師になったきっかけもお母さんの影響なんだね。
現役看護師として登山資金を貯める
ご覧頂き、ありがとうございました。私まだ観れてないけど、こんな感じなのね。中身どんなだろう。#さっき放送 #めんたいワイド #渡邊直子 pic.twitter.com/HeQm6ZR4lx
— 渡邊直子 Naoko Watanabe Nurse Climber (@nimayanji) November 12, 2024
看護師としてのキャリアスタート
直子さんは、まず都内の病院の手術室で看護師としてのキャリアをスタートさせました。手術室での仕事は忙しく、体力的にも精神的にもハードでしたが、直子さんは夢に向かって働き続けました。
その後、エベレスト登頂を目指す決意を固め、2年後には退職を決意。さらに高地での健康管理を学ぶため、大学病院の呼吸器内科に勤務しました。
フリーランス看護師としての転機
登山を続ける中で、直子さんはもっと自由に山に登りたいと思うようになりました。そこで、ついにフリーランスの看護師に転向します。
フリーランスとしては、健診業務や、さまざまな老人施設での夜勤などをこなし、ピンチヒッターとして働きながら、登山との両立を図っていきました。
登山資金を稼ぐために寝る時間も惜しんで働く
子さんの登山に対する情熱は並大抵のものではありませんでした。
実際、これまでのエベレストや8000m峰に挑戦するために必要な費用は、億単位に達しているそうです。
そのため、直子さんは看護師としての仕事で、寝る時間も惜しんで必死に働いたそうです。
連勤、半日勤務、夜勤…すべてをこなし続けた日々
「登山の夢があったからこそ、どんなに疲れていても働き続けることができました。
ゼロになった時も、また貯めればいいんだと思って、心の中でずっと『次の山へ行くために』と自分を励まし続けていました。」
直子さんは、登山の資金を集めるため、夜勤を連勤したり、夜勤の前に半日の仕事を入れたりと、休みなしの生活を送り続けました。
日本にいるときは、毎日数時間しか寝ない日々。家と職場の往復だけで、友達と食事に行く時間も、買い物に行く時間もなかったと言います。
「ヒマラヤに行って帰ってきたら、財布の中は0円。そんな生活が何年も続きました。」と直子さん。登山の夢を追いかけるためには、どんなに辛くても、あきらめることはなかったのです。

登山の資金を貯めるため、寝る時間も惜しんで働き続けていたなんて

華やかな経歴の影には実はこんな苦労があったのね
直子さんの資金調達の挑戦
最初の頃は「スポンサーなんて無理」と思っていた
登山を始めた頃、直子さんにはスポンサー集めや寄付を募るという考えはありませんでした。直子さん自身が語るように、「スポンサーは有名人しかつかないものだと思っていたし、寄付を集めるなんて自分にはできないことだと思っていた」とのこと。そのため、資金調達の方法が分からず、登山のための資金はすべて自力で稼ぐしかないと考えていました。
「簡単に追い越されたくない!」 直子さんの決意
しかし、近年、状況が大きく変わりました。大企業が支援する女子登山家や、大富豪の令嬢たちが次々と14座に近づいている姿を見て、直子さんは次第に心の中で強い思いを抱くようになりました。
「簡単に追い越されたくない!」この思いが、直子さんをスポンサー集めや寄付集めに本格的に取り組ませるきっかけとなりました。
クラウドファンディング挑戦で目標金額を突破!
直子さんは、看護師の給料だけでは登山資金を賄いきれないと判断し、2022年から積極的にスポンサー集めや寄付集めを始めました。特に注力したのは、クラウドファンディングプラットフォーム「マクアケ」を活用することでした。

(出典:クラウドファンディング「マクアケ」)
目標金額は500万円に設定しましたが、その結果、応援が予想を超えて集まり、最終的には 5,263,000円 もの支援を受けることができました!
目標金額を 105% も上回る結果となり、393人 のサポーターが直子さんの夢を応援してくれたのです。
直子さんが自力で資金を集めるために費やしてきた時間と努力、その裏側には見えない苦労がたくさんありました。
しかし、今回のクラウドファンディングの成功は、直子さんの登山に対する熱い想いと、応援してくれる人々の心がしっかりとつながった証だと言えますね。
渡邊直子さんの今後の目標
14座挑戦後の新たな挑戦
14座の挑戦を終えた後、直子さんは新たな目標を掲げています。それは、世界中の子どもたちを呼んでヒマラヤで一緒に冒険するという夢です。
「登山はただの冒険ではなく、子どもたちにとって心の成長や大切な思い出を作るチャンスだと思います」
と直子さんは言います。ヒマラヤの大自然の中で、子どもたちが心を育て、感動的な体験を得る場所を提供したいと強く願っているのです。

渡邊直子さんは、将来はなんと、ヒマラヤに住みたいんだって!
大人たちの癒しの場を作りたい
直子さんは、登山を通じて大人たちにも癒しを提供したいと考えています。これまで、友人たちが登山で心身ともにリフレッシュしていく様子を見てきた直子さん。
その経験を活かして、大人たちにも山の魅力や癒しを届ける活動ができたらいいなと思っているのです。
「山には不思議な力があるんです。登山を通じて心が軽くなるし、リフレッシュできるんですよ。そんな活動を通じて、みんなが元気になってもらえたら嬉しいです!」
と直子さんは話します。

直子さん、子どもたちと一緒にヒマラヤで冒険するなんて素晴らしい!

大人たちにも癒しを提供したいっていう直子さんの考え、とっても素敵よね
まとめ
渡邊直子さんの冒険と挑戦は、単なる登山の枠を超えています。
現役のフリーランス看護師として、寝る暇もなく働き続け、自らの夢を追い続けた渡邊直子さん。
看護師の給料だけで登山資金を工面する中で、ついにはクラウドファンディングを活用し、サポーターの協力を得て目標金額5,000,000円を超える、5,263,000円を集めました。
シシャパンマ登頂を含む14座制覇という偉業は、彼女の努力と情熱、そして不屈の精神の賜物です。
今回は、2月3日(月)21:45放送の「クレイジージャーニー」に登場する登山家であり、現役の看護師でもある渡邊直子さんについて取り上げました。当日の放送と併せてお楽しみいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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